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人生玉手箱?
木下さんの『さぁ、言おう』歴! 六年
「『さぁ、言おう』とは、創刊号以来のお付き合いです。高齢化社会の問題は、他人ごとではなく、自分自身の問題。これからもさまざまな角度から、ためになる記事を取り上げてほしいと思います」
シニア世代の生きがいづくりのためにミニコミ文化を普及させたい
北海道 木下 行正さん(六〇歳)
現在、市教育委員会所属の小学校業務職員を務める北海道・札幌市在住の木下行正さんは、七年前から、手作りのミニコミ誌『minikomi.mail(ミニコミ メール)』を発行中。B5版で六〜八枚ほどのこのミニコミ誌は、毎号、新鮮な社会情報やシニア世代の活躍ぶりなどを、木下さん独自の視点から取り上げた楽しくてためになる冊子で、隔月で、友人・知人・親戚などに四〇部ほど発信しているという。
「当初は、社会情報を収集してレイアウトする"かわら版"的発行が目的でしたが、最近ではこのミニコミ誌に加えて、冠婚葬祭などの暮らしの中のでき事を写真やイラストを活用して記録する『生活編集誌』の分野にも着手しています。いずれも、情報収集や原稿書きなどにかなりの手間暇がかかりますが、"部数増を期待""新鮮で情報の最先端を行く心の泉"といったみなさんからの声援が、何にも勝る心の宝物です」と、笑顔で語る木下さんだ。