ひとりごと　NO.31

　

堀田　力

自分の欠点に気づくのはむずかしいが、人の欠点はすぐ見える。そして、その欠点に不満を持ちながら、あるいは、ひそかな優越感を抱きつつ、その人に接することになる。それでは、いい人間関係を結べるはずがない。

いい関係を持ちたければ、長所を評価し、その人を受け入れて接するに限る。

そして、長所を評価していると、その人の欠点が、不思議に消えていくものである。

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