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の家から自転車で30分ほどで着きました。あいさつして身支度すると、さっそく大便とのこと。寝台からポータブルトイレヘ患者さんを一人で動かす自信はありませんでしたが、奥さんは私に頼っておられる様子で必死にがんばりました。

掃除が終わって2人分の昼食の支度。孫娘が見えて会話がはじまり、「じっちゃん、じっちゃん」と、元気な声が私の胸にまで伝わり、30年前、私が祖父に甘えていた頃が懐かしく浮かんできました。夕食の献立は鍋料理。患者さんの妹さん、息子さんも久しぶりに見えました。2日目は晴天で自分のフトンを干して出かけました。妹さんから「昨夜は鍋料理がおいしくて、お兄さまはお替わりされて、おなますも全部いただきましたよ」とうれしい言葉。昼食も機嫌良く全部残さず召し上がり、患者さんのお顔は輝いて見えました。そして夕食の盛りつけを済ませて家に帰ると、夫は私のフトンも取り入れて敷いてくれました。2日間気持ちよい汗を流して働くことができたことも幸せに思います。

【堀田】 暖かいおフトンだったことでしよう

 

『茶話(さわ)やか会』を開きます

宮川 進さん 滋賀県

お差し支えなければ、滋賀県内の"さわやか"の会員さんをご紹介いただけませんでしょうか? 『茶話やか会』を開催するについて、第1回は会員さんの集いとしてスタートしたいと思っております。幸い会場はJR大津駅前近くの20名くらいまでの会議室が使えますので、お呼びかけしたいと思っております。

すべてがはじめてのことで何もわかりませんが、ご指導のほどお願い申しあげます。

(編)『茶話やか会』は、『さぁ、言おう』で取り上げたテーマを地域のお仲間で気軽に話し合っていただこうというものです。宮川さんのように『茶話やか会』の開催をお申し出いただいた場合、近隣地域のさわやかパートナー(会員)のみなさまに、まず当財団から会の開催趣旨と連絡先をお知らせしていいかどうかの確認をさせていただき、あとはそれぞれにご自由に進めていただいております。滋賀近隣のみなさま、ぜひ、参加してみませんか? お間い合わせは編集部まで。  (付録版ご参照)

【堀田】 滋賀の茶話やか会、なごやかな会になるでしょう。

 

 

 

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