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人生玉手箱

 

● 読者のページ「人生玉手箱」では、『さぁ、言おう』に投稿してくださっている読者の方を毎回ご紹介しています。

 

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星田さんの『さぁ、言おう』歴!三年

「生き方・自分流や本音トーク投稿、みんなの広場など、いろいろな方の生きざまや考え方に触れられるのが、『さぁ、言おう』の魅力。今後は介護保険についても、わかりやすく解説してもらいたいと思います」

 

 

老後は、地域活動に励む夫の支えになりたい

東京都 星田 安津子さん(五五歳)

 

東京都・武蔵野市在住の星田安津子さんは、現在、月の半分を東京で子どもたちと暮らし、残る半分を香川県に単身赴任中の夫のもとで暮らすという二重生活を送っているが、そんな忙しい日々のなかでも、三年前から月に二回ほど、配食サービスのボランテイアを行っている。

「友人から"ボランティアをしていれば、逆に自分が受ける立場になったときに、変に恐縮せずに、ごく自然に受け入れることができるんじゃない?"といわれ、それなら、私もやってみようと軽い気持ちではじめたんですが、実際に活動すると、いろいろ考えさせられることが多いですね」

活動をはじめて、まず気づいたことは、一人ひとりの貢献度は小さくても、日に一度は誰かしらが訪問することで、お年寄りの寂しさや不安感が解消されるという制度上のメリット。

「それに、たとえわずかな時間でも、積み重ねによって、ふれあいも生まれてくるものですからね」

 

 

 

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