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中村 ぼくはとにかく現場を動かしていきたいんですよ。ネットワーカーの必要性を問いかけるために、いま、ひとつ仕掛けをしてるんです。たまたま財団のある職員の方の同級生が千葉県で市長をされてるので、押し掛けて、市長、教育長十数人集まっておしゃべりをしたんです。人口五万人の小さな町だけど、行政も、高齢者にとってここに住んで良かったなあという町にしたいとがんばってる。それで今度、市民カレッジ「現代学セミナー」で二時間ほど講演をするときに、三〇分ほどネットワーカーの話をしていいといってくれまして。

堀田 それはおもしろそうですね。

中村 社協や教育委員会や福祉課、企業にも声をかけてくれるんですよ。行政の人も市民の力をぜひお願いしたいと真剣に考えてるんです。この石がどんな波紋を広げていくのか、今後が楽しみです。

妻川 私ら昭和一八年から二二年くらい、団塊の世代に入るまでの人間がしっかりしていないために、いまのような状態が起こっているんじゃないかなという気がします。だからネットワーカーは自分自身の問題として、ここで得たこと、得ることを地域で実践していかないといけない。最初はコミュニケーターでただ結んでいるばかりかもしれないけど、まだ、五四だし、一五年くらいは動けるチャンスがあるだろうと。

堀田 いやいや、二〇年、三〇年とがんばってくださいよ。

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さわやかボランティア 本間 郁子さん

私は港区の住民。主に港区の公的、民間サービスの実態調査を行いました。聞き取り調査でサービスの具体的な内容を知ると、利用する側にとって利用しにくいものであったり、情報の内容がわかりにくいものが多いのに気がつきました。気がついた者がきちんといえるシステムの必要性を痛感。

 

 

 

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