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しさが強くてやや孤立ぎみのなかで、寂しさに耐えてきた。ネットワーカーというのは、いかにわずらわしさを少なくしながら、寂しい人がふれ合える仕組みをつくるかだと思う。専門家である医師会、行政、民間の専門のサービスは、自分たちの職務はきちっとやるけれども、全体の観点は考えない。そこを市民サイドのネットワーカーが心も取り入れながら、専門的サービスをうまく組み入れて、やわらかいサービスを提供できるような仕組みをつくる。これが、ふれあいネットワーカーの基本だと考えています。

 

心の扉を開くには配食がキーワード?

 

奈良 寂しさとわずらわしさの問題をどう解決していくか、つまりとっかかりのサービスをどう働きかけていくかだと思うんですが、その大きな鍵はひとつには配食なんです。八年度に都ボランティアセンターが行った食事サービス実施調査によれば、デイサービスの給食を含めて一年間で二万八〇〇〇人に二五万食の提供で、一人当たりの単純計算だとものすごく少ない。また、本当に望む人に提供されているのかという問題もありますね。港区では、後期高齢者約一万人に対して、デイサービスを含めて一回当たりの会食・配食数は四七〇食ほど。玄関から中に入らずに食事をお届けして、そこでいろいろなお話ができる配食サービスは、自然とニーズの間口が広げていけるいい手段なんですよね。

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