堀田 力のさわやか対談
さわやか福祉財団
ふれあい社会づくりグループ
誌上座談会
"われら仕掛け人、ふれあいネットワークを全国に!"
公的介護保険の導入は決まったが、同制度の対象外となる生活支援や心のサポートを含め、心身ともに必要なサービスの連携は不可欠だ。さわやか福祉財団の理念である「新しいふれあい社会づくり」の基幹事業として、今年度からスタートした「ふれあい社会づくり事業」に携わる面々が、これまでの取り組みを振り返り、"ふれあいネットワーク"を熱く語る。
堀田 カ(ほった つとむ)
さわやか福祉財団理事長、弁護士。
妻川 征臣(つまかわ まさおみ)
財団地域推進委員。企業のソーシャル・サービス制度を活用して、千葉県市原の在宅福祉サービス団体事務局を担当するかたわら、週1回特養でもボランティア活動を熱く実施中。
稲川 寿子(いながわ ひさこ)
財団地域推進委員。目黒区地域福祉部計画策定委員として参画するかたわら、目黒区社会福祉協議会や世田谷福祉公社で在宅サービスの担い手として約10年活動したという実践派。
奈良 環(なら たまき)
ふれあい社会づくりグループ・リーダー。元雑誌記者から親や親友の介護をきっかけに福祉の道に。持ち前のバイタリティーとねばり強さで、"ふれあいネットワーク"づくりに邁進中。
新名 正弥(しんめい まさや)
東京都老人総合研究所客員研究員。財団嘱託。フィンランド留学から帰国後、高齢者介護と民間非営利事業を通じて地域福祉のあり方を研究中。
中村 延夫(なかむら のぶお)
財団地域推進委員。大正生まれとは思えない若さと抜群の行動力で、"地元千葉にふれあい社会創造を"と多方面に働きかけを実行中。力作の論文は96年懸賞論文に見事入選。