いうのは、わかっていてもなかなかできないものです。それを実行するためにはどうすればいいか。いろいろ考えた結果が、「自分で自分が好きになれること」。そうすれば他人の評価や肩書きの有無という雑音も馬耳東風と聞き流せるでしょう。
あと一年、「いうは易し行うは…」と多少不安もありますが、まあ少しずつギアチェンジしていくつもりです。急激に変えるとエンストを起こします。
ところで、堀田さんも守屋さんも私よりはずいぶん?先輩のようですが、写真で拝見してもとても若く、表情が生き生きしているのはなぜか秘訣をお伺いしたい。私の手元にはこわばった顔の写真ばかりで、実物とは全然違うと思っているのですが、女房子どもからは、「まったく実物といっしょ」といわれます。地域の仲間入りするためには、まず表情から変えないと、だめそうです。
【堀田】 秘訣?話を聞くのが好きだからじゃないでしょうか。

ハッサウェイさんと日本の地域事情
鈴木 アキさん 新潟県
9月号の『生き方・自分流』ジム・ハッサウェイさんの記事を楽しく拝見しました。
アメリカから単身、荷物ひとつで来日し、気が付いたらそのまま定住してしまった、というのは、言葉も通じないなかで大変な決断なのでしょうが、記事を読む限り、ご本人にはとても自然な流れだったのかもしれませんね。
日本では今、いろいろイヤな事件が増えており、その中で、ジムさんのような方を温かく迎え入れてくれる地域が、東京にもまだまだ残っているんだというのは、とてもうれしいことです。ただ、ちょっとうがった見方をすると、日本人は外国人のなかでも、欧米の白人には甘いところがあるような気もします。もし、ジムさんがたとえば、アフリカ人、中東人だったら、どうだったのかな?自分だったらどうできるかな?とふっと思いました。そんなの全然関係ないじゃない、と笑っていい合える地域でありたいですね。
【堀田】 ほんとにそう。みんなでそういう地域にしましょう。