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● 休みを利用して、公園、史跡、堤防、老人ホームなどの清掃。

● 給食サービスの手伝い。

? 水道工事業者としてできること

● 独居老人、寝たきり老人宅の水漏れ検査や修理、蛇口のパッキンの取り替え等。(毎年六月の水道週間には、全市民にパッキンの無料取り替えサービスを実施)

? 活動の推進方法等

● PR方法……市広報紙、民生委員等への依頼。

● 受付方法…市社協、民生委員、組合事務所等。

● 活動日……期間を決める。毎週末(土・日)

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本案は、平成六年一一月九日の組合理事会で決定され、組合が団体として市社協のボランティア協会に登録し、メンバーの募集をはじめました。

年明けた一月一七日、阪神大震災が発生。組合からも、三月一二〜一七日まで、震災復旧工事応援班として一二名が出動したのを機に、ボランティア気運もさらに高まり、五月一一日には、三九名もの登録に至りました。

平成七年七月には、特別養護老人ホーム「つつじ苑」の草刈り奉仕作業に二四名が参加、また平成七年九月以降、毎年、市社協の福祉フェスティバルにも参加し、特に老人向けにと、「上下可動(便座が電動で上下に作動)の洋式トイレ」「腰かけや手すり配置の浴室」などの紹介(実物展示)、県障害者住宅整備資金貸付などの紹介にも協力しています。

さらに、平成九年六月には、地区別に食事サービスボランティアと同行し、独居老人宅の水道の水漏れ検査や蛇口パッキンの取り替え奉仕を行いました。

今までは本業である水道工事を中心として活動してきたため、比較的スムーズにボランティア活動に溶け込めましたが、今後、本業から離れたボランティア活動が多くなるにつれ、何をやったらよいかというジレンマも感じています。

ともあれ、市社協が実施するボランティア研修会にはできるだけ二〜三名が出席して勉強するとともに、他団体との交流などにも、より広い視野を持って参加していきたいと心がけています。

 

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阪神大震災復旧工事に応援班として出動(平成7年3月)

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独居老人宅で水道蛇口パッキンを取り替えている様子(平成9年6月)

 

 

 

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