読者のページ
人生玉手箱
●読者のページ「人生玉手箱」では、『さぁ、言おう』に投稿を寄せてくださっている読者の方を毎回ご紹介しています。
何かやるべきことをつくる。それが若さを保つ秘訣ですな!
長野県 林嘉久男(かくお)さん (七九歳)
林さんの『さぁ、言おう』歴! 5年
「介護保険について、詳しい特集を組んでほしいと思います。また、かたい内容の記事ばかりでなく、以前連載していた三遊亭竜楽さんの『気ままにエッセイ』のような楽しいぺージも増やしてほしいですね」
長野県木曾郡木曾福島町にお住まいの林嘉久男さんは、昭和五一年に五七歳で山梨県の県職員を退職したのを機に、生まれ故郷の福島町に戻って来た。その後、木材関連会社に再就職をした林さんだが、長年故郷を離れていたこともあって、当初は地域に知り合いもおらず、淋しい思いをしたという。だが、今は町内の老人クラブ会長として精力的な毎日を過ごす林さんは、「孤独」とは無縁。
「どこに行っても、"林さん"と声をかけてもらえるくらい顔が広くなりましたわ。おかげで、毎日を楽しく過ごしてますよ」
この三月には、詩吟の免許も皆伝したという林さんは、張りのある若々しい声でこう話してくれた。
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