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で、菊作りの仕方や、田植えや稲刈りの指導、稲の管理や脱穀に籾すりと協力していただきました。学校では地域の一人暮らしの高齢者の方の所在やお名前がわからないので、自治会長さんに一人暮らしの老人の方の人数やお名前を教えていただき、民生委員さんには子供たちと一緒に回ってもらい、安全面やお年寄りと子供たちとの仲介役などで大変協力していただきました。資金面では、熊本市には、学校・家庭・地域社会がそれぞれの教育機能を発揮することにより子供たちの豊かな心を涵養し、学校生活の活性化を図るとともに、併せて三者が調和を保ちながら連携し、その教育効果を高めることを目的とした体験活動を推進する「心豊かな学校生活確立推進事業(ハートフル)」があり、一校当たり二〇万円ほどの予算が組んであります。本校の取り組みはこの事業の目的にも合っているということでこのお金を活動資金として使わせてもらいました。

きれいに咲いた菊の"おすそ分け"程度の軽い気持ちで持って行った菊の花ですが、お年寄りの方の喜びは予想以上で、お礼の手紙も多数いただきました。手紙からお年寄りの方の気持ちや暮らしぶりを知ることができました。また、ちょっとした心遣いがお年寄りの方に大きな勇気や喜びを与えることを学ぶことができました。今年も喜んでもらおうと、大切に育てた菊が窓の外に元気に育っています。校門の前には、黄色に色付きだした稲が頭を下げています。

 

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(左)苗のさし方から教えてもらって一列になって田植え(右)菊づくりの名人から芽かぎ、芽刺しを教えてもらいます

 

 

 

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