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人生玉手箱?

 

礒谷さんの『さぁ、言おう』歴!5年

「堀田先生の"ひとりごと"を、毎号楽しみにしています。地域の中で、草の根的に福祉活動に取り組んでいらっしゃる方たちの奮闘ぶりを、これからもどんどん取材・掲載してください!」

 

第二の人生の生きがいを地域の中で見つけました!

愛知県 礒谷 芳子さん(六七歳)

愛知県丹羽郡扶桑町在住の礒谷芳子さんは、五六歳で定年退職するまで、長年、保健婦として、県内各地の保健活動に従事。そして、定年後の現在は、その経験を生かしてボランティアをしたり、地区婦人会の活動に励むなど、活動の場を地域に移して活躍中だ。

「勤めていた頃は、サラリーマン男性と同じように、地域とのつながりは、ほとんどありませんでした。だから、定年後はいったい何をしようかと悩んでいた時期もあったんですよ。でも、そんな心配をしたのが、今は嘘みたいですね」

そのはずんだ声からも、日々の生活の充実ぶりが伺える。

 

いい仲間ができたから、毎日を楽しく過ごせる

礒谷さんが、地域とのつながりをもったのは、定年後、保健婦の経験を見込まれて、町の保健センターに嘱託として二年間勤務したのがきっかけ。

「このセンターにいた時に、婦人会のクラブ活動の場に出かけていって、健康教育や相談などをしたおかげで地域の人たちとも顔見知りになって、どこに行って

 

 

 

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