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地域推進委員・特別レポート

 

新ゴールドプランは達成できるのか?

神奈川県川崎市 秋丸 照雄

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平成元年12月に明らかにされた「高齢者保健福祉推進10カ年戦略」(ゴールドプラン)もすでに折り返し地点を過ぎ、平成11年の目標達成年限に近づいている。従来、国主導だった社会福祉サービスを市町村単位で実施・運営していくことが盛り込まれ、現在、各地方自治体は、それぞれに定めた数値目標の達成に向けてしのぎを削っている。しかしながら、総じて現段階での実状はあまり芳しいものではないようだ。ゴールドプランの実態、さらには市民のかかわりなどの今後について、川崎市で市民協議会等のメンバーとしても活躍中の秋丸さんのレポートを紹介する。

 

1 マスコミの沈黙

鳴り物入りで発表されたプランの達成年度は一九九九(平成十一)年度であって、残すところ約二年半となった。国レベルでは、国民の負担増にかかわる法案が次々と決定されようとしているが、「サービスの提供がどうな

 

 

 

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