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われる。

 

記号表示は、航海の状態(錨泊中、接岸中)の表示にも使われる。

 

船舶の形をした記号(データベースからの、又、得られればAISからのデータによる寸法)は、船首方向や接岸方向を表示するのに使われる。

 

記号表示は、船種(異なった形状)の表示に使われる。

 

4. 貨物

 

記号表示は、危険物積載船の表示にも使われるが、この機能はIMOにおけるAISの機能基準案にも見られる。

 

5. 審告物標

 

記号表示は、警告物標の表示又は警告物標の認証の表示にも使用すべきである。

 

6. ラベル情報

 

次の航跡データは記号表示によって行われるもの考えられる。

船種(IMO分類)

危険物積載船

対地進路及び対地速度

船首方向

 

したがって、ラベル情報には

システムの航跡識別番号

船名及び呼出名称(判れば)

を含めるべきである。

 

7. その他の情報

 

その他の情報はポップアップウィンドーで見られるようにする。ここにはAIS(IMOにおける現在のAIS機能基準案による)から得られるデータ、及びIMOの船位通報精度(MSC 43(64))からのデータが含まれることになる。航海計画が得られる場合には、それも表示できるようになると考えられる。

 

 

 

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