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このデータを除くと、効率は右下がりになっている。

? 空気室直前の波高をそのまま使っていれば、重複波の波高を計っているので、入射波高は1/2となる。

? 効率を考えた場合、入射波高をとるのかそれとも重複波を含んだ波高をとるのか、どちらが良いだろうか。

・ 基本的には外海から入ってくる波パワーに対してどれだけ出力があるか、ということになるから、入射波高を取るべきである。

? 近くの海獺島で波高を観測しているので、その値と比較してみると興味深い。

? 1年間実験したが、海草や貝類はほとんど付かなかった。塗装はタールエポである。

・ 水がきれいで栄養が少ないのではないか。

・ 6mm鋼板であり、電蝕した様子もない。

? 空気室の下端や排水口が自然対数曲線となっている理由は?

・ 衝撃をやわらげるために自然対数曲線とした。

? 発電装置2台での計測はしなかったのか。

・ 台風時期でない時は波高は約30cm程度、発電出力数W程度である。そのため発電装置1台で計測した。

? 波高40cm当たりから発電するというのも重要な事実である。

・ 波高40cmの時間がどの程度の割合を占めるのか、ということが問題になってくると思う。

 

第4回 議事概要

 

1. 日 時 : 平成9年2月6日(木)
2. 議 題 : 発電装置の簡易設置案
中間報告書(案)について
3. 配布資料 : 資料8-4-1 第3回調査研究委員会議事概要(案)
資料8-4-2 発電装置の簡易設置案
資料8-4-3 中間報告書(案)について

4. 議事概要 :

(1) 配布資料の確認を行った。

(2) 資料8-4-1「議事概要(案)」について確認が行われ、了承された。

(3) 資料8-4-2「発電装置の簡易設置案」について近藤専門委員が説明を行い、以下の質疑が交わされた。

? 海上保安庁としては、簡易設置案の方が経済的に助かる。

? 通常時は波返しがあるため、空気流に損失が出る。発電量の計算にはその部分も考慮する必要がある。

? 少し大きな波が来たとき、空気室内部の海水が空気室天井にぶっつかることはないか。

 

 

 

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