日本財団 図書館


077-1.gif

従って取付ボルトに作用する引張応力σ1

077-2.gif

である。

077-3.gif

プログラムの後半部分では、ボルト径(有効径)を与えて許容応力以下となるようボルト本数を計算し、ついでボルト本数・空気室全長から計算される取付ピッチとボルトの長さを比較して取付ピッチがボルトの長さ×2となるものをリストアップしている。

実際の場面では、ボルトは防波堤の壁の厚さや取付コストを検討し、選定する。

リスト-4.3にボルト本数を計算するプログラムリストを示す(言語はCである)。

? 安全装置の選択

発電装置内の発電機を過回転から守るためにラプチャーバルブが必要である。その他空気室内を上昇した海水がパイプを通り発電装置に作用するのを防ぐため、発電装置を管制器室等の上に設置する場合は海水だめ、防波堤上に設置する場合は波返し等の安全装置が必要となる。

ラプチャーバルブの場合、空気室の半径をr(m)、ラプチャーバルブのバルブ半径をr2(m)とすると

077-4.gif

なお、ラプチャーバルブの図面を図−4.46に示す。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION