2.50秒、3.17秒、3.83秒の5通り、計3×5=15通りの計測を行った。
さらに不規則波(スペクトルは海上保安試験研究センター造波機プログラム済みのブレッドシュナイダー=光易スペクトルを使用した)にて、没水部長は0.18mの1通り、ノズル開口比は1/130の1通り、波高は0.04m、0.10m(共に有義波高)の2通り、周期は1.17秒、1.83秒、2.50秒、3.17秒、3.83秒の5通り(共に有義波周期)、計2×5=10通りの計測を行った。
? 実験結果
先程の図-4.1に示す海流水槽概略図の左側の造波装置により作られた波が伝わる様子を写真-4.9に示す。波反射板に波が作用している写真が写真-4.10である。
図-4.15〜19に平潟港空気室モデル没水部長0.18m、ノズル開口比1/130、波高0.04m、周期1.17秒〜3.83秒における外部水位と内部水位のグラフを示す。
図-4.20〜24に平潟港空気室モデル没水部長0.34m、ノズル開口比1/130、波高0.04m、周期1.17秒〜3.83秒における外部水位と内部水位のグラフを示す。
図-4.25〜29に不規則波における平潟港空気室モデル没水部長0.18m、ノズル開口比1/130、波高0.04m、周期1.17秒〜3.83秒における外部水位と内部水位のグラフを示す(その他のグラフは規則波である)。
先に述べた「?実験内容」に基づき計測した外部波高、内部波高及びこれらから計算した波高伝達率一覧を表-4.15〜18に示す。また、これらの結果の波高伝達率をグラフにしたものを図-4.30〜37に示す。