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サーベランスについて

米国で行われているサーベランスという方法を私どもでも始めていますが,感染症があるのかどうかということをきちんと見ることです。それから感染がどのくらいの率で発生しているのか,件数ではなくて発生率で見たいということです。サーベランスの結果から感染防止の方針を決めていくこと,それから教育についてもサーベランスの結果を見て何が問題かを知った上ですること,感染防止の活動を評価すること。せっかくガウンを使ってもこれが効果があるのかどうかということをきちんと評価すべきです。お金をかけたらその効果を見なければならないと思います。何を数えるかというと,同じ感染のリスクを受けている患者数,感染のリスクのある機材を使っている患者数を分母として,感染を受けた患者を分子として数えていきます。

サーベランスは米国の場合は国レベルでやっていますので,国レベル

 

 

 

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