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と診断されました。繰り返すサルモネラの菌血症もAIDSの症例定義に入っています。これには抗生物質が有効であり,アンピシリンの静注投与を行い,その後ニューキノロン系の内服の抗菌薬に変更して,軽快して退院しました。

この患者は37歳の男性で(写真略)カリニ肺炎の既往があります。今回の入院の2年前にサイトメガロウイルス網膜炎を起こして,ヒックマンカテーテルからガンシクロビルを自分で点滴して治療を続けてきました。2年間何事もなかったのですが,今回初めて,カテーテル感染を起こして,1日前より急に発熱とカテーテルの皮下トンネル部の発赤と痛

 

 

 

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