14-35
子育てに関係ない人生相談のような内容になった場合。
だらだらとしゃべっているだけで主訴がはっきりしない場合。(鹿児島県・私立)
14-36
同町内の保育園の悪口や職員のことを相談されたとき。(高知県・私立)
14-37
他市町村からで、「保育所へ入所させたいが定員がいっぱいだからと断られた。どうしても入所させたいがどうすればよいか。」という質問を受けたが、保育所の役割・仕組みについてなかなか理解してもらえなかった。(滋賀県・公立)
14-38
離婚し、母親に親権があるのだが、父親が子どもを渡さず、母親に直接会わせないようにしている。その母親から子どもを引き取りたいとの相談を受けた。警察や弁護士などに相談してみたが、よい方法がない。(香川県・私立)
<問15その他の事例>
15-1
Aさんの事例(面接相談)
《主訴》
自分(母親)が定期的に通院(精神科)しているため、その間、3歳児の一時保育をお願いしたい。
《相談経過》
(1) 母親来談。通院経路には一時保育を実施している保育所がないため、一般的な保育で対応したい旨を伝えるものの、なかなか納得しない。
(2) 母親本人の精神状態は不安定で、子どもの健全な育成が懸念される。父親にも来談するよう指示。
(3) 両親来談、父親は妻の精神状態については認識しており、子どもの施設入所を含め、子どもの処遇について夫婦で話し合うことを了承。(弟は施設に入所していることが判明、母親は本児だけは手元で育てたいと主張する)
(4) 児童相談所、保健所、福祉事務所と合同の協議を開く。その結果、児童相談所で母子の面接・観察を行うことになる。(両親ともこの方針を了承。前回の面接以後、話し合いが進んでいたらしい。)
(5) 児童相談所での数回の面接の結果、施設入所が適当との結論になる。
(6) 施設入所
Bさんの事例(電話相談)
センターへの電話に加え、担当者の自宅への深夜の電話がある。(担当者の電話番号を知ったきっかけは不明)
《主訴》
(1) 子どものなだめ方が分からない。(電話の向こうから子どもの泣き声がする)
(2) 部屋のあちらこちらに以前住んでいた人の染みがついているのが気になる。(壁や天丼に染みがあると訴える)
(3) 子どものことが気になって眠れない。