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子育て相談の手引作成事業

企画委員会 会議資料

「保育所における子育て相談に関する調査・記述回答のまとめ」

社会福祉法人 日本保育協会 事業部

 

<問13 トラブルの事例>

13-1

市内公立園の保育内容についての相談で、「園を変りたい」との保護者の訴えで、園同士と保護者間でトラブルが生じた。(福井県・公立)

13-2

母親から相談を受け回答すると、母親が自分の意見を主張する。(兵庫県・私立)

13-3

母親が保育園に通っている我が子のいじめについて話されていたとき、相づちとして「そんなことはないと思いますよ」と言ったら、相談するとすぐそんな言い方をされると言われて電話を切られたことがあった。(熊本県・公立)

13-4

夫婦問題でどちらが子どもをとるかという相談を受け、保育園で子どもの奪い合いがおきた。(静岡県・私立)

 

<問14 困った事例>

14-1

指導・援助が長期にわたることが予想される事例(不登校等)については、「子育て支援センター」の相談事業の対象者として受理すべきかどうか、苦慮することがある。

現在の「支援センター」の人員配置では、複雑で長期化する事例には対処しかねる事情があるが、一方、相談者にとって他機関へ紹介される理由が判然としない場合、「子育て支援センター」の相談事業に対する不満感や不信感を生じかねないだろう。

なお、学校に対する不信感をもった親が専門機関への紹介を拒否した例がある。(福岡県・私立)

14-2

「自宅に来てほしい」と相談の途中で言い出す。遠方だったこともあり、それはできず電話で続けた。(千葉県・私立)

14-3

?他町の民間保育所のあり方が悪いと言って転園の相談があった。

町役場で相談したところどこの保育園でも受け入れて貰えず、本人が困ったようだ。

?他保育所の保母のかかわり方がどうか…と相談されたとき。(茨城県・水戸市)

14-4

子どもの発達についての質問があったので、資料を渡して説明をしたが、実は離婚後に父親が手放さないので親権を取り戻したいための遠回りな手段であったので、核心に至るまで振り回された。(埼玉県・私立)

14-5

再婚された女性で、先妻の子どもと我が子の間でいろいろと関わりを持ってやっている

 

 

 

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