司はそれについて、周囲の職員の意見を聴取して考課を行い、非常設の考課委員会に提出する。同委員会はこれを審査し、チェックした後、最終責任者が考課のランク付けを確定する。
考課の結果は、優秀、称職(適職)、不称職(不通職)の三つのランクに分けられ、それらは、表彰、懲戒、研修、任職、給与等に反映させることとなる。
また、考課結果は、職員本人に書面で通知され、これに対して異議がある場合、職員は再考課を申請することができる。
8 給与
給与は、職務等級、資格、経歴、年功を基礎として決定する職級給与制とし、職務給与、級別給与、基本給与、勤続年数給与の4種類により構成する。
・職務給与 : 職員の職務等級、責任の範囲、仕事の難易度により決定。各職務層(役職段階)毎に3〜8号俸を設け、勤務評定で優秀あるいは適任と評価された者は、2年で1号俸昇給することができる。
・級別給与 : 職員の経歴、能力により決定。15等級制。
・基本給与 : 生計費に基づき決定。1人1月90元で、全職員同額である。
・勤続年数給与 : 職員の勤続年数により決定。勤続年数1年増える毎に1元増加する。