CRは、「登録アプリケーション(Registry Application:中央データベース)」及び「通信モジュール」で構成される。
登録アプリケーションは、命令判別、データベース更新、要請のあった情報検索などを処理する一連の手続から構成されている。
通信モジュールはユーザと登録アプリケーションを接続する役割を果たすことになる。それによって、新しいプロトコルを、最小限手を加えるだけで、採用することができる。
次のような通信モジュールが、Boleroの初期リリースに際して、用意されている。
(a)HTTP(Hypertext Transport Protocol-Client/Server)
(インターネット上で、IPプロトコルを使用する。)
(b)SMIP(Simple Mail Transport Protocol―Store&Forward)
(インターネット上で、IPプロトコルを使用する。)
(C)X.400 (Store&Forward)
(公衆X.25経由)
なお、これらのプロトコルに加えて、ユーザは既存のVANを経由して、または直接、Boleroにアクセスすることができるよう考慮されている。