Bolero命令構文からuser application softwareを分離する。
この機能に関しては、ユーザのsoftwareから独立しているので、Toolkit softwareの更新を通じて、Bolero instruction(命令)セットのバージョン更新(integration ofnew version)も簡単にできると説明されている。
?Reply analysis(応答分析)
この機能は、ユーザ・システムがBolero Systemからの応答を分析する手段を提供するものである。
?Security
この機能により、定義されたアルゴリズムを使うディジタル署名とスマートカードのような定義済のセキュリティ・トークンの生成と確認が可能になる。
(3)Toolkitの構造
Toolkitは、様々な環境に統合(融和)できるよう考慮されている。Bolero Serviceの商業化に先立って特定の操作環境が採用されるとしても、これには、Windows 3.1(1)、OS/2及びUnixのプラットフォームが含まれることになる。
(注)OS/2(Operating system/2)
MS-DOSの後継OSとして開発されたシングルユーザ、マルチタスクOS。Windows 3.1がパソコンOSの標準として地位を固めたので、OS/2は、企業の業務システムやサーバー用のOSとして使われるようになってきている。