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作業グループでなされている作業の援助及び政策の法的側面形成への貢献

 

3.メンバーの専門的機能

LWGは、CEFACT作業計画の範囲内で発生する法的問題を処理するための集合的専門機能を持つ専門家グループである。

各国の代表団長は、LWGへの1名以上の専門家を使命することができる。

そうすることで、彼らは、各国、地域又は国際的な1以上の組織に対して、このタスクを委任することができる。専門家は、唯一その専門領域に基づいて作業に貢献するよう期待される。

 

4.地理的焦点

焦点は、グローバルである。

 

5.委任責務

LWGは、次の合意手続に従い権限委譲される。

・必要に応じサブグループや支持チームを設けること

・a)現行の法的プロセスと手続の分析、b)より効果的な法的プロセスに対する制約についての報告、そしてc)CEFACTや他の組織・機関に対して、より効果的な法的プロセスや手続に関する提案を発行、公刊及び発表すること

・現行UN/ECE/CEFACT勧告の維持管理を確実にするための改訂の提案

・適宜、新しい勧告案を開発、そして提案すること

・必要に応じ、他のグループや組織・機関と協力し、連携を確立すること

 

【特別委員会のコメント】

上記の各項目は、直接、間接に、流通性書類問題の検討に関連する事項であるので、特別委員会においても、国連ECE/CEFACTにおける検討・取組みの動向フォローを進める必要がある。

なお、国連ECE/CEFACTから、これらの事項の検討に関して諮問等があれば、わが国貿易関係業界における実務処理の実情を考慮・検討のうえ、意見具申をすることなどにより、適時・適切な対応をし、具体的な形で、国連活動に貢献をすることとする。

 

 

 

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