(5) 「安全ピン」を引き抜く前に引金を引き、後で「安全ピン」を抜いて暴発した例
経過
銃の発射前に「安全ピン」を抜き忘れたまま、引き金を引いたため「撃発把手」が「安全ピン」の所で止められ発射しなかった。射手は不発と思って“不発!”と叫んだので、指揮者や周囲の人達が近づいた処、射手が「安全ピン」を抜き忘れに気付き、あわてて「安全ピン」を引き抜いたため暴発し予期しない時に弾頭が飛んで行った。
対策
「安全ピン」の抜き忘れに気が付いたならば、その旨を指揮者に告げ、もう一度「撃発把手」を押し下げ掛金に掛けてから、改めて正しい発射の順序に従って操作をする。