スケッチをして自ら地図を描きながら沿岸を飛行した。
また、リュツォホルム湾周辺の磁気偏差が-45度前後あり、内地での運航に慣れていた我々を面食らわせ、当初は視界の悪い時不安であった。
渡辺 清規
大正11.12.15 生
学 歴
昭和17.11.14 海軍兵学校卒業
職 歴
昭和17.11.14 軍務に従事
20. 9.15 復員
21. 3.25 充員召集を受け、復員業務等に従事
22.12.20 退官
23. 4.20 関東海運局(横須賀管船部)に勤務
5. 1 組織改正により、海上保安庁に所属、救難艇の船長として救難業務等に従事
25.11.30 中央気象台定点観測船航海士として気象観測業務に従事
27. 2.16 海上保安庁に出向、塩釜海上保安部及び巡視船“みやけ”にて海上保安業務に従事
11. 1 航空準備室に勤務、航空要員としての訓練を受ける
28. 8.26 函館航空基地に勤務、海上保安業務に従事
38. 8. 7 南極観測船“宗谷"に乗組み、第3次、第4次、第5次、においては飛行士として、第6次においては航空長として南極観測・輸送業務に従事
37. 6. 1 東京海上保安部予備員となり、“宗谷”の残務整理等に従事
38. 4. 1 警備救難部航空管理官補佐官として、航空管理業務に従事
44. 4. 1 第5管区海上保安本部、八尾航空基地準備室長、同基地長、鹿児島航空基地長、広島航空基地長、羽田航空基地長を歴任、海上保安業務に従事
50. 4. 1 警備救難部航空管理官として航空管理業務に従事
52.12.16 第7管区海上保安本部次長
54. 4. 1 第8管区海上保安本部長
56. 4. 1 退官
5.27 (社)日本水難救済会監事、同理事を歴任
60. 5.21 退職
6. 6 日本ヘリコプター(株)常務取締役、同専務取締役、同社長を歴任
平成 6. 8. 1 退職
8. 5.21 (社)日本水難救済会監事(非常勤)、現在に至る
以 上