(2) 組織
主任委員1名を置く。主任委員は会務を総理する。主任委員の下に、副主任2名を置き、この他、保障案件の審理、所管業務の諮問のため委員10〜14名を置く。そのうち、 5〜7名は専任とし、階級は簡任第13職等に準じる。専任委員は、考試院院長が指名して、総統が任命する。専任委員中、同一党籍を持つ者は総委員数全体の2分の1を超えてはならない。その他の兼任委員は、考試院院長が任命する。委員の任期はすべて3年で、再任可能。ただし、兼任委員が関係官署の次長である場合、本職の職務異動に伴い任期終了前であっても更迭される。
委員会に顧問5〜7名を置く。顧問は、主任委員が研究・学識ある学者専門家から選任する。委員会の職員数は37名(1996年末時点)。
委員会の組織図は次のとおり。