4 公務員退職補償基金監理委員会
(1) 所掌
公務員の退職補償基金の収支、管理、運用を所管する。具体的には、詮叙部の付属機関である公務員定年退職・救済補償基金管理委員会が行う基金の収支、管理及び運営などを監督、指導する。
(2) 組織
基金監理委員会は、関係機関の代表、軍人、公務員、教職員代表により構成される。すなわち、行政院、司法院、考試院、詮叙部、国防部、財政部、教育部、行政院主計処、行政院人事行政局、台湾省政府、福建省政府、台北市政府、高雄市政府、計13関係機関の代表各1人及び、中央機関、軍人、教職員、台湾省政府職員、台湾省の県・市所属職員、台北市政府職員の代表など9人の計22人からなっている。同委員会の主任委員は考試院副院長が兼任している。
基金監理委員会の下に執行秘書を置き、主任委員の指図を受けて委員会決議事項及び日常業務遂行の責務を負う。また、主任委員は法律、財務の専門家5〜7名を顧問に任命し、随時諮問審査会議を開き、各界の学者専門家を会議に招いて意見を聞く。