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アジア諸国の公務員制度[?](インドネシア・タイ・台湾)

 事業名 人事行政に関する調査研究
 団体名 日本人事行政研究所 注目度注目度5


 

第1編

インドネシアの公務員制度

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序章 概説

 

1 地理・自然・人口

インドネシアは北緯6度から南緯11度、東経94度から141度の範囲に広がる、17,000余の島々から構成される島嶼国家である。その広さは全ての島々を合わせると、190万km2に及ぶ。ジャワ、スマトラ、カリマンタン、スラウェシ、イリアンジャヤの5つの島で総面積の90%以上を占め、最大のスマトラ島は47万3千km2、日本の本州の約2倍である。

ジャワ島の火山、カリマンタン島の熱帯雨林、イリアンジャヤの山脈等、自然条件はそれぞれの島によりバラエティー豊かである。動植物の分布も、ユーラシア大陸(東洋区)とオーストラリア大陸(オーストラリア区)の境界に位置し、スマトラにはトラが、スラウェシには有袋類が生息する等、多様な種類が生息する。

総人口は約1億9千5百万人(1995年)で、その60%がジャワ島に集中している。人口密度はインドネシア全体では93人/km2であるが、人口分布の偏りから、ジャワでは814人/km2、イリアンジャヤでは4人/km2と地域差が激しい。人口増加率は70年代には2.3%と高率であったが、家族計画の推進等により、80年から90年の平均増加率は2%を割った。

2 民族・言語・宗教

インドネシアは300余の民族から構成される多民族国家である。ジャワ人、バリ人、ブギス人、マカッサル人、ミナンカバウ人、バタック人、トラジャ人等その大部分はマレー系民族であるが、各々独自の言語を持つ。その他に300万人とも500万人とも呼ばれる華人が生活している。

インドネシアの各民族(ジャワ人、ブギス人、バタック人等)は、各々独自の言語を持つが、現在のインドネシア共和国の公用語は、マレー語をベースにしたインドネシア語であり、インドネシア全域で広く通用する。マレー語がインドネシア語として採用された理由は、歴史的に交易語として多くの民族の間に広く通用していたからで、16世紀のオランダ人の記録によると、当時の交易のための共通語として、マレー語は現在の東南アジア全域に相当する地域で普及していたと言われている。なお、現在マレーシアでマレーシア語と呼ばれている言語も、その基本はマレー語である。

インドネシアには国教が定められていないが、人口の90%近くが、イスラム教徒であると言われている。その他にスマトラのバタック人、スラウェシのミナハサ人等を中心とするキリスト教徒1,500万人、バリ人を中心とするヒンドゥー教徒300万人、華人を中心とする仏教・儒教を信仰する300万人がいる。また、カリマンタンの山岳民族等、名目的にはキリスト教に改宗しているものの、古来の伝統的民族宗教を維持している民族も少なくない。

 

 

 

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