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○手を放すと、すぐどこかへ曲がってしまって、すごく大変だった。スロープの時、下りるのも登るのも、すごく緊張してうまく出来なかった。段差のある時、一人だったら登れないと思った。 トイレの時、せまくて、よく出入りが出来なかった。実際に車いすに乗っている人の気持ちがよくわかった。(小5男)

○坂のところを登ったり下りたりしたけど、すごく難しかった。登るのも難しいけど、車いすを押すほうが難しかった。車いすは大変だ。(小6女)

○私は、車いすを体験するのは今回で2回目でした。でも、みんなよりうまく出来ませんでした。最初、押す係だったので、斜めになっている道やでこぼこ道を押して行きましたが、乗っている時よりもすごく疲れました。乗っている時は、段差などがとても怖かったです。公衆電話に入った時、せまくてうまく回れなかった。(小6女)

○スロープの登り下りはとても疲れた。けれど見附には階段だけでスロープの無い所もある。横断歩道を渡ったけど、段差があってすごく大変だった。その他にスーパーの入口は、入りにくくて協力が無いと入れなかった。他にも車いすにとって不自由な場所があるので、この体験を元に車いすの通りやすい道にしようと自分なりに思った。あと、体験をしてみて、車いすの人が困っていたら、すすんで手伝いたいと思う。(小6男)

○少しの段差でも車いすだと、全然上がれなくて、手伝いが必要だった。短い階段を3人で持ち、登り下りしたが、階段が長くなると大変なのでやはりスロープがあったほうがいい。(小6男)

○段差が多くて難しかった。車いすはすごく大変だ、乗っている人を見たら、何か出来ることはないか、考えて行動したい。(中1女)

○初めての車いす体験だったが、こんなに手の力のいるものとは思わなかった。足の大切さをつくづく感じた。(中2男)

○車を運転している時の視点、歩いている時の視点、車いすでの視点、今まで気がつかなかった小さな事が、車いすでの歩行では大変であることがよくわかった。みんなが住みよい街であるようにしなければと思った。(保護者)

 

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