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ジークフリート・ロレンツ[バリトン]

Siegfried Lorenz

ベルリンのハンス・アイスラー音楽院にて学び、ベルリン・コ―ミッシェ・オパーと契約。その後クルト・マズアに認められ、ゲヴァントハウス管の演奏会にしばしば出演するようになる。1992年までベルリン国立歌劇場の専属歌手として「タンホイザー」、「ヴォツェック」のタイトルロール、「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵などの役を演じた。1992年ウィーン国立歌劇場に「タンホイザー」のヴォルフラムを歌ってデビューし絶賛を博す。また、同役をのちにベルリン・ドイツ・オペラでも演じた。1993年にはピエール・ブーレーズ指揮によるベルリン・シュターツカペレ公演シェーンベルクのオラトリオ「ヤコブの梯子」にガブリエル役で出演、好評を博す。1995年ネーデルランド・オペラでブーレーズ指揮によるシェーンベルクの歌劇「モーゼとアロン」に出演、1996年ザルツブルク音楽祭でも同プログクションの公演に出演した。

 

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田中誠[テノール]

Makoto Tanaka

国立音楽大学卒業、同大学院修了。1980年オットマール・スウィトナー指揮・演出によるヘンデル「アチスとガラテア」のアテス役でオペラデビユー。以来、二期会公演、日生劇場オペラシリーズなど数多くのオペラに出演している。1993年には日生劇場における松村禎三の新作オペラ「沈黙」で主役ロドリゴを演じ、絶賛を浴びた。コンサートのソリストとしてのレパートリーも広く、古楽、宗教曲、近代曲など幅広く活躍している。二期会会員。

 

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吉田伸昭[テノール]

Nobuaki Yoshida

東京芸術大学卒業、同大学院修了。第6回日仏声楽コンクール1位なしの2位。1988年ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学に留学。留学中の1990年には《ザルツブルク国際モーツァルト週間》にてミサ曲のソリストを務めるなど主に宗教曲の分野で活躍。帰国後は二期会公演「フィデリオ」、「フィガロの結婚」などオペラヘの出演が続いている。1994年当団ポルトガル公演においてノーノ「愛と生命の歌」を歌った。二期会会員。

 

 

 

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