秋山和慶[指揮]
Kazuyoshi Akiyama
斎藤秀雄氏のもとで指揮法を修め、桐朋学園大学を卒業。1964年に東京交響楽団を指揮してデビュー後、同国の音楽監督・常任指揮者に就任し今日に至る。ロサンジェルス・フィル、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響などアメリカのメジャー・オーケストラに招かれて成功するとともに、ロイヤル・フィル、ケルン放送響、ハンブルク放送響などにも客演していずれも高い評価を得ている。アメリカ響、ヴァンクーヴァー響、シラキュース響の音楽監督を歴任。1991年の当団創立45周年記念世界ツアー、1996年当団創立50周年記念ヨーロッパ公演では各地で成功を収める。1994年には音楽監督就任30周年記念プログラム、シェーンベルク「モーゼとアロン」の功績により毎日芸術賞、芸術選奨文部大臣賞などの栄誉に輝いた。1996年東京交響楽団とともにモービル音楽賞を受賞した。