王正方
ピーター・ワン
監督
1941年北京生まれ。ほどなく家族とともに台湾へ移住。電子工学を学んで大学を卒業後、アメリカへ留学。ペンシルバニア大学で博士号を取り、IBM勤務を経て大学教授となるが、演劇活動にも熱中した。77年、プロデューサーのシャーリー・サンとの共同脚本によりドキュメンタリー『新中国の古い宝物』を撮り、テレビのドキュメンタリー・シリーズ『中国の都市』の『北京編』(80)ののち、監督、脚本、主演による『グレート・ウォール』で劇映画デビューし、高い評価を得て全米で公開された。第2作目の『激光人-レーザーマン』を監督したのち、第3作目『ファースト・デート 夏草の少女』では中央電影公司と合作で初めて故郷台湾を舞台とした。俳優として『チャンは行方不明』『男たちの挽歌?』(87)などに出演。