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梅花

1975年 90分 カラー シネマスコープ 中央電影公司

 

梅花

Victory

 

劉家昌

リウ・ジャーチャン

監督

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中国。山東省生まれ 少年期を韓国で過ごし、中学時代には合唱団に所属し韓国語による歌のレコードを出した 62年に華僑留学生として台湾へ渡り、政治大学政治科に入学。ナイトクラブで歌っていたが、66年より歌手としてヒット曲を次々と生み、映画の仕事に携わるようになる。監督、脚本、出演、音楽の四職兼任により多数の映画を撮る。73年より中央電影の監督として活躍し、『愛的天地』『一家人』などを手がける。76年に『梅花』で第13回金馬奬最優秀作品賞を受賞。79年に渡米し、ホテル経営を行う。38年香港へ移り『風雨二十年』を監督したのち、台湾へ戻り映画製作を続ける。

 

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物語

 

太平洋戦争期の台湾。旧家の林家の長男・聚光は、教師として尊敬され、妻の文英との間に子供も生まれ、父親からも信頼されていた。しかし、次男の・聚勇は電気工学を学んだものの職もなく遊び暮らし、父親の叱責を買い、恋人の小恵にもあいそをつかされていた。そんなとき、日本軍から発電所建設のため先祖代々の墓所を移転せよとの命令が下る。聚勇がその発電所の技師に雇われたことがさらに父の怒りを呼ぶ。聚光の同級生だった池田大尉の説得もむなしく、父親は身を呈して墓所を守ろうとし、日本軍に斬殺される。聚光は抗日戦争に参加するため、妻子を残し、大陸へ向かい国民党軍に参加する。文英は、夫の代わりに教壇に立ち、生徒たちに中国人としての誇りを説いていたが、何くれと気にかけてくれる池田大尉との関係を疑われて、いわれないそしりを受け、ついにダムに身を投げる。一方、聚勇は、日本人の下で働き、同胞からさげすまされながら、日本軍への反撃の機会をうかがっていた。

(加藤)

 

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