所において,登録者の紹介業務を実施している。
本所では,登録と紹介の両方の業務を扱っており,職員は,「青年の家に生涯学習ボランティア相談窓口を開設し,人材登録及び活用を図る。相談窓口では,当面青年の家の職員がボランティアコーディネーターの役を果たす」(「埼玉県教育委員会における生涯学習ボランティアの人材登録及び活用に関する要綱」第3条)と規定されているように,ボランティアコーディネーター役を務めている。
現在,本所では,生涯学習ボランティアとして個人登録者が69名,団体登録が12団体を数えている。個人登録しているボランティアは,施設内のパンフレットや掲示物を見て,「ぜひ活動したい」と直接事務室を訪れたり,電話で問い合わせてくる場合や主催事業等の終了後「奉仕的な活動を続けていきたい」という申し出をするなど様々な仕方で登録している。さらに,登録者の増加を期待しているが,ボランティア活動をしていきたいという気持ちがあっても相談窓口制度を知らない人も多いので,各職員が担当事業の中で積極的に広報活動をしている。また,団体として登録しているボランティアの多くは,本所を定期利用団体として活動しているサークルで,人形劇上演,交響楽演奏,陶芸,テニス,レクリエーションなど領域的にも幅広くなっている。施設不可用者ということもあって,これらの団体と職員間との連絡もしやすい。
これらの人材情報をもとに,県民から要請があった段階でコーディネーター役としての職員が依頼内容に応じて適切な人物(団体)を紹介している。当所でも主催事業開催の際,実施情報を流したり,声かけするなどの働きかけによってボランティア活動の活性化を図っている。
3 ボランティア養成セミナー
この事業は本所のセミナーで,参加対象は県民一般と本所に登録しているボランティアである。ボランティアとしての心構えを学び,実技研修を通して受講者の交流を深め自らの資質を高めようとするものである。
将来的には,このセミナーを土台としてボランティアの自治的な会を発足させ,情報交換,研修,対外対応システムなどの体制を整備させていくつもりである。
■ 青少年のボランティア活動
学校週五日制対応事業(生き生き体験活動促進事業)として,「遊友イン越青」を毎月第二土曜日(8月を除く)に実施している。
事業の内容は,障害のある児童生徒と障害のない児童生徒が親子で参加し,共に活動できる機会を提供し,学校外活動の促進及び家庭地域の教育力の向上を図るものである。
毎回,越谷市内にある高校の生徒並びに卒業生を継続的にボランティアとして招くわけだが,青少年期におけるボランティア活動は人格形成に大いに寄与するため,活動へのきっかけを与えるだけではなく,ボランティア活動のリーダーを養成することにもなり,青少年の健全育成を十分図れるものであると確信する。