ター,県立焼津青少年の家,三ヶ日青年の家の3施設を使って行われていたが,平成8年度からは三ヶ日青年の家のみで行われるようになり現在に至った経過がある。
1 リフレッシュプログラムの企画
本プログラムを企画するために基本合意事項として次の点を確認してきた。
・子どもは固有の内面世界を持ち,成長しつつある存在である。
・集団生活による野外活動ではあるが,あくまで個の可能性を生かし育てる視点からの取り組みを重視し,実現する。
・このプログラムのねらいとする対象はもちろん参加する児童生徒であるが,これに取り組む全ての大入(青年の家職員,児童生徒の保護者,その他事業の関係者)も対象であり学習者である。
・その場で柔軟な発想が出せ,行動できる指導組織,活動プログラムを理想とする。
・事業の成果は,いつか見えてくるものだと信じる長い眼を持って取り組む。
活動プログラムの企画においては,これら基本合意事項の上に立って,克服型のプログラム,集団活動プログラムだけでなく,個別的,静的なものも選択肢に入れ,できるだけ発想を柔軟にし,活動に多様性を持たせることに努めた。
2 指導組織
今後の施設の在り方を考える上で,このリフレッシュプログラムそのものが重要な研修の場であると捉えてきた。また,指導組織に十分な配慮をし,活動全体を通して客観的な評価が絶えず得られるようにし,そこからつぎの方向や手だてが生み出せる体制作りをめざした。
静岡県では独自のシステムとして野外活動を人的に支援できる指導者養成を,これまで主に大学生を中心に行ってきた。このリフレッシュプログラムにおいても,これら養成してきたキャンプカウンセラーを活用し,活動全体に若い人材を配し,新たな刺激とエネルギーを参加者にも,またそこにかかわる職員にも受けられるようにしてきた。
(1) 企画委員会―事業全体の企画,活動プログラム,募集方法等の検討及び評価を行う。
これは直接指導にかかわる者と近隣の教育関係者,保護者代表,児童専門相談員から構成した。年2回春と秋に実施し,企画の事前検討と事後の評価を行なった。
(2) 実行委員会―年3回に分けて,活動プログラムの事前確認を行う。これは,実地踏査を受け,それぞれの体験の前に開催をした。
(3) 指導スタッフミーティング―それぞれの体験のねらいに応じて,また参加の児童生徒に応じた活動プログラムの決定・実施・評価等を行う。
3 募集広報
対象児童生徒は,県内在住の小学3年生から中学3年生とし,主として心理的,情緒的理由で不登校状態にあるものとした。応募は所属の学校長の許可のもとに行うこととした。
具体的な募集広報は,県内各教育事務所を経由して市町村教育員会,小中学校へと募集要項を配布し,また県民だより,教育広報などにより県民に直接行った。
4 体験?T?U?Vの活動プログラム
(1) 体験?T─平成9年9月12〜13日(1泊2日)
?@保護者情報交換会(保護者対象)