行った。最大直径20cm・最小直径13cm程度の楕円木材に,貝殻を貼りつけていくものであるが,作品には様々な独創性が見られ,参加者も大変熱心に創作していた。
今年度から初めて利用した施設であるが,職員の説明なども大変親切であり,参加した子供たちもけっこう満足していたようである。特に,磯観察では予想以上に多くの生物に触れ合うことができ,1時間では時間不足だったので,今後の計画の一助にしたい。
3 石川県立能登少年自然の家での活動
今年度より,石川県立能登少年自然の家(以下「能登少」という。)も共催に加わり,今までは国能青近くの柴垣海岸で海洋活動をしていたが,さらに海洋活動の幅が広がった。国能青から海岸までは徒歩で30分程度を要するが,能登少からはすぐに海に出ることができる。このことは,近隣の青少年教育施設との連携を図りながら,より良い活動を目指すという点で,連携の上つの目玉ともなった。
日程については,以下のように実施した。
まず,第4日目は,夕方に能登少に到着後,「きもだめし」を行った。今回は全長約1.2kmのコースを選び,お化け役としてスタッフ数名を配置し,参加者と共に活動に参加した(脅かし役?)。これは,参加者の安全確保も兼ねていることは言うまでもない。
第5日目は海洋活動を中心に行うように計画した。まず,9人乗りの大型カヌー5隻で海に出て,約l km離れた城ケ崎と呼ばれる場所に上陸した。そこで,海水浴をしながら貝を採集し,後に行われる野外炊飯の貝めしの材料集めも同時に行った。この頃からはかなり天気も良くなり,炎天下での海水浴であったが,参加者は疲れも見せずに海水浴を楽しんでいた。
その後,能登少にカヌーで戻り,テント設営・野外炊飯・キャンプファイヤーを行った。野外炊飯のメニューは海の幸をふんだんに取り入れ,貝めしとメッタ汁を作った。また,キャンプファイヤーは海辺で行い,活動にはすべて海を取り入れるようにした。
夜のキャンプでは,今日1日の活動で疲れたのか,参加者たちは波の音を聞きながらぐっすりと眠りについたようである。
4 ソロキャンプ
ソロキャンプを行う前に,講義「ソロキャンプとサバイバル」と題して,テントの作り方やロープワーク,ソロキャンプでの過ごし方や注意などについて指導を行った。実技では,実際に外に出て,シートやロープを使ってソロテントの作り方を示し,その後,参加者が自分でソロテントを張るようにした。それぞれのテントサイトについては,参加者を見て判断しながら,スタッフ側で割り振った。
また,ここで問題になるのは,グループキャンプやソロキャンプ時における安全管理体制である。ソロキャンプを行った場所は,国能青のキャンプ場およびディスクゴルフのチャンピオンコースで,かなり広い範囲になる。対策として,キャンプ場の管理棟に本部を設置し,常に不寝番が2名以上で巡回等を行うようにした。当然のことながら,当日に不寝番をしていると,いろいろな問題が出てくる。グループキャンプ