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第3章 青少年の生きる力を育む事業運営と職員の役割

 

1. 学社融合

 

当所の学社融合的研修事業への取り組み

秋田県青年の家 社会教育主事 菅原 一彦

 

■ 当施設について

 

当秋田県青年の家は,昭和35年に開所した。平成8年8月までJR秋田駅から北西約5キロメートルの閑静な住宅街の中に位置した「都市型青年の家」であった。付近には秋田城趾等の史跡や県立のスケート場・テニスコートなどのスポーツ施設があり,当所のみならずそれらを活用した研修も行われていた。建物の老朽化に伴い,平成8年9月に解体され,現在同じ場所において改築中である。

 

■ 教育方針と目標について

 

秋田県青年の家の教育方針と目標は次のとおりである。

1 教育方針

生涯学習社会における多様な「学習要求」に対応できるように新築される施設設備の活用と運営の方策を研究するとともに,県民の学習形態を調査した上で,学習と教育の良好なバランスを保つための「必要課題」を社会教育プログラムとして提供できるように努めている。

また,青少年の健全な育成を図るための事業計画にあたっては,教育的な視点のほかに次の要素を織り込むように努めている。

(1) 健全な成長に必要な体験

?@PLAY(ゆとり)

?ANATURE(自然)

?BLEARNING(学習)

?CEMOTION(感動)

?DPARTICIPATION(社会参加)

 

(2) 健全な成長を促すための条件整備

?@PLACE(活動場所の提供)

?ALEADERSHIP(責任感の涵養)

?BACTIVITY(積極性の啓発)

?CNETWORK(仲間づくりの促進)

?DSUPPORT(支援体制の確立)

2 教育目標

青少年の夢を育み主体的な活動を支援するため,研修プログラムを充実させ,社会参加を促進するよう努める。その理想の実現のために次の目標を設けている。

(1) 21世紀を担う秋田県の青少年として必要な国際的視野と高度な情報に対応する能力を啓発する。

(2) 社会の一員として必要な責任感を涵養する。

(3) 協調性をもって仲間づくりをする態度を培う。

 

3 「生きる力の育成」への配慮

さらに,「生きる力の育成」のために以下の事項に配慮しながら事業を実施している。

(1) 自ら課題を発見し,自ら学び,考え,判断し,行動し,よりよく問題を解決する能力を培う。

(2) 自立,他人との強調,思いやる心,感動する心など豊かな人間性を培う。

(3) たくましく生きるための健康体力を培う。

以上の内容から,秋田県青年の家の教育目標および事業について体系図にまとめたものが次の資料?Tである。

 

 

 

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