第1部会 〜青年の自主性を育てる事業運営について〜
司会者 木戸洋躬(北海道立青年の家所長)
助言者 佐藤仁志(国立大雪青年の家所長)
助言者 伊佐眞一(沖縄県立名護青年の家所長)
記録者 吉田正治(国立中央青年の家専門職員)
(1) 青年の家の現状と自主性
・依然として“集団宿泊訓練“的なイメージがつきまとっているきらいがあり、自主性が育ってこない。
・個々人に自主性があったとしても指導者、引率者がそれを生かしきれていない。
リーダー研修のようなものを年度当初に行うことが重要ではないだろうか。
・利用者のニーズにそった、よりフレキシブルな運営を行うことで、自主性を育てるきっかけとしてはどうか。
・指導者の側が辛抱していかないと自主性は育ちにくい。
(2) 自主性を育てる上で、具体的な運営はどうあるべきか
1) 青年の手による青年の家のソフトづくり
・「青年に好きなことをやってもらう」形の主催事業を実施している。そのために、前後20回にわたる実行委員会を実施している。
・施設ボランティアの活用をもっと考えてみたい。
《推進するうえでの問題点》
・核となる青年の不足 ← 青年団活動の衰退
※自主性と言いつつも、職員のバックアップが重要な部分を占めているのが現状である。
・ボランティアの生かし方が難しい。