まず、メッセージそのものに対する受けとめ方では、メッセージ?を聞いたことがない人が比較的多く、メッセージ?を信じられるという人が多い。対象者群別にみると、いずれのメッセージでも概ね、A群、B群で「聞いたことがない」「あまり信じられない」と答えている人が多く、D群、E群はその反対の傾向である。A群では、「あまり信じられない」と答えた人が比較的多く、とくにメッセージ?と?では、半数前後にのぼっている。一方、D群、E群では、「あまり信じられない」と答えた人は比較的少ない。メッセージ?はやや多くなっている。ここで、メッセージの効果の一つの尺度として、「聞いたことはない」から「あまり信じられない」人の割合(%)を減じたものを計算すると、以下のようになる。本来は、「聞いたことはない」人のうち、信じられるとした人の割合をクロス集計表によりみる方が望ましいかもしれない。