3)　精神障害者との接触体験

　

　

精神障害者との接触体験について、ここ数年間で精神障害者を持つだろう人に出会ったりしたことがありますかとたずねた。(表?-3)

ちなみに、ここでは精神障害者を、うつ病・そううつ病、精神分裂病、老人性痴呆症、神経症・ノイローゼ、アルコール依存症のような精神的な病気に悩み、日常生活をおくる上で様々な援助を必要とする人をさすこととしている。

全体では、「出会っている」が41.7%で、「出会っていない」が57.1%と「出会っていない」の方が多くなっている。「出会っている」では、「40〜59歳」で最も多くなっている。精神障害の枠組みの中に老人性痴呆症が入っているためであろうか。

　

4)　精神障害者と出会った場所

　

　

次に精神障害者にどのような場面で出会っていますかという問に対して、「職場・学校」が27.7%と最も多く、次いで「病院で」(24.9%)、「友人関係」(21.3%)、「通勤や外出の途中で」(20.9%)という順になっている。「20〜39歳」では、「職場・学校」が多くなっており、一方「60〜74歳」では、「病院で」、「近所つき合い」が多くなっている。

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