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5) ストレスを感じたときの状況

 

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上の問で「よくある」、「しばしばある」、「時にある」と答えた人について、そのときどのような状況だったか尋ねたところ、全体では「ひどくいらいらした」が53.6%ともっとも高く、次に「眠れなかった」(47.5%)、「生き生きとした感情がわかなかった」(38.4%)となっている。一方「忘れるほどアルコールを飲みたくなった」が1割強と少なくなっている。

年代別に見ると「眠れなかった」が、「60〜74歳」で顕著に高くて年代が下がるにつれ低くなっている。また「動悸がしたり胸が苦しくなった」なども年代が高くなるにつれ高くなっており、年代が高くなるにつれ実際の体の変化が経験されるようである。

一方「ひどくいらいらした」「生き生きした感情がわかなかった」では「20〜39歳」で顕著に高く、年代が上がるにつれて低くなっている。また「食欲がなくなった」、「忘れるほどアルコールを飲みたくなった」、「誰も知らないところへ一人で行きたくなった」なども20代・30代で高くなっており若い世代では、体の変化というよりは、感情の変化を感じ、実生活から少し遠ざかりたいと感じているように思われる。

 

6) 相談したい相手

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