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?その他県家連、四国ブロック、全家連などの大会や研修会に積極的に参加し研修と交流を広げる。

 

2)共同作業所設立の取組状況

?共同作業所の必要性

精神障害者の共同作業所は身近な地域にあって親しみやすく利用しやすいところから急速に増えている。しかしこの安芸市を中心としたこの地方では、精神障害者の施設はlヵ所もなく、当事者や家族の悲願でありその必要性を訴え数年前から取組を始めておりましたが、昨年2月のブロック研修会を契機として一般住民の声も高まり、保健所、病院、家族会、当事者を含めて設立運動を展開するに至りました。

?安芸地域家族会、芸陽病院家族会、安芸保健所、芸陽病院など発起人となり関係機関と協力体制を確立し平成10年4月1日開設という計画で保健所や病院が家族会を指導して共同作業所設立に向け始動する。

?家族会の活動状況

家族会、デイケア当事者を含めて県下の共同作業所数ヶ所を見学し、作業所の運営や作業の実習など参考にして今後の基礎知識とした。

安芸市の行政に対し要望書を提出したり、また市長や議長に直接交渉して施策のなかに作業所の必要性を訴えるとともに予算その他を反映してもらえるよう要請し、設置に対する行政の理解を深める。また家族会自ら努力して連日の如く会を開いて活動方針を検討し一般市民にポスター、チラシなど作成配布し宣伝に努める一方、家族会は通院デイケア当事者と共にバザーなど開き資金づくりや募金活動に奔走する。

5月から6月にかけて作業所の屋内作業(仕事)、通所者、指導員の選定作業を行なう。

?県家連、県精神保健福祉センターの指導

県家連山本会長、県保健福祉センター寺峰チーフなどから「喫茶もやハウス」の設立状況など指導を受け、作業所設立の参考として役立てた。

?共同作業所設立委員会の設置と運営

安芸地域家族会、芸陽病院家族会、安芸保健所、芸陽病院、芸西病院、安芸市福祉事務所、安芸市社会福祉協議会など16名の委員からなる設立委員会を結成し、安芸保健所に事務所を置き発足する。その後設立委員会、家族会合同役員会など10数回実施。

また当事者、家族に対するアンケート調査を行いそのニーズに答えて、再度当事者を全面にだし、作業所の見学、実習など実施する一方、安芸市の岩崎弥太郎公園の清掃、地域環境づくりや福祉推進校との交流なども行なっている。

共同作業所の場所、作業内容、通所者、指導員など確定し、11月6日安芸市に、11月7日高知県に対し事業計画書を提出し受理され、県、市側も予算要求し検討中である。尚、細部については設立委員会において最後のつめを行なっているところである。

 

 

 

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