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「話題提供」

福祉施策の充実に向けた家族の取り組み

高知県立芸陽病院家族会

渡辺 文夫

 

障害者基本法、地域保健法及び精神保健福祉法の制定など精神障害者や家族をめぐる環境が大きく変化するなか、地域社会においては精神障害者の自立と社会参加を促進する施策が基本的目標となりました。そうした中、従来は保健所、精神病院を単位とした家族会活動はさらに市町村にも取り組むことが要請されています。全家連〜県家連〜家族会の図式の中で精神障害者の福祉に対する諸課題を掘り起こし、福祉の遅れを他の障害者なみに進めるよう、今後の家族会活動に取り組んでいきたいと思います。以下具体的取組について話題を提供しますので、フロアからの活発なご意見をお願いいたします。

 

芸陽病院家族会活動状況

1)家族会通常活動の状況(本年度の目標)

?芸陽病院家族会内部の組織強化

会員30名体制から40名体制への確立のため10名増員を年間目標として実施する。

役員を11名から14名として副会長2名制、理事を増員し、内部組織の強化を図る。

?広報活動と会員相互の連絡協調

芸陽病院発行の芸陽通信(2ヵ月に1回発行)に家族会欄を設けて会員2名づつ順番でその時の話題など投稿、その他短信や事務局連絡など掲載し、50部を家族会にその中から40部を会員に配布、残り10部を関連機関に送付し連携を保っている。

?定例会、勉強会、役員会の創意工夫と内容の充実を図る。

奇数月を定例会、勉強会として偶数月を役員会として年間12回実施。役員会において次回の定例会、勉強会のテーマや議題など検討を加えたり創意工夫し内容充実を図る。また勉強会の合間を利用してマジックショウなどで一息いれることも考えている。本年7月から問題点や参考など教養資料を配布。

?病院行事への参加と当事者との交流

春と秋バザー、運動会、音楽会、その他年間5回程、病院の職員、看護婦さんなどと一緒になって当事者との交流を図っている。

?レクレーションの実施(予算の都合で年1回)

病院の協力でバスを借り、家族会員、デイケア当事者や指導員など27名(バス定員)、県内日帰りで実施。その他忘年会など当事者を交えて実施している。

?家族会単会同志の交流、ブロック研修会

特にブロック研修会は大勢の会員が参加し、家族会各地区の組織の活動情報の交換の場として有意義であり、今後大いに期待される。

?県委託いきいき社会参加事業に5組10名が参加予定

愛媛県松山市ホテル奥道後で実施予定の四国ブロック家族会精神保健推進活動研修会に一泊二日で参加する。

 

 

 

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