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全家連事業活動報告

 

(財)全国精神障害者家族会連合会

 

〈全国大会の取り組み〉

大分で開催された全国大会は約5000人の参加者を集め、盛大に開催されました。この大会は前々回の横浜大会に匹敵する規模であり、全家連の実力が確実に向上していることを示しています。

国立精神神経センター精神保健研究所の吉川先生の講演や「障害者プランの実現をめざして」というテーマで行われた「シンポジウムに、厚生省障害保健福祉部の篠崎部長が参加するなど、内容の濃いものができました。また分科会では、全国各地の先進的な活動報告が行われました。「心のバリアフリーをめざして」と題する分科会では、自分自身の中にある偏見に気付くことの大切さが語られ、それなくしては社会の偏見をなくすことはできないということが話されるなど、内容的にも充実した大会でした。

全国大会は、開催県が苦労して準備しており大会経費も毎年増加の一途です。一昨年の高知大会のような、地元ならではの創意工夫に溢れたユニークな大会とするなど、いろいろ課題も指摘されております。しかしながら、来年には精神保健福祉法の改正も予定されており、今年の全国大会は東京で開催することになりました。会場は日本武道館です。全国から家族が総結集して家族の要望を法改正に実現しようという大会です。大分大会に引き続き大きな大会となりますが、福祉関係の法制度の見直しが進められている状況がありますので、精神障害者の福祉を飛躍的に向上させる好機到来ということで、力を合わせて東京大会を成功させたいと存じます。皆さまのご協力をお願いいたします。

 

〈社会理解活動の推進〉

全国紙レベルでは、精神障害者が関わる事件報道において病歴を記載しない記事が増えています。'95(H7)年から本格的に取り組んだ病歴報道是正活動については、一定の前進が見られたと一定評価できるでしょう。しかしながら、その一方では旧態依然の記事を掲載する新聞社も多く、全国紙から地方紙段階への取り組みが必要

 

 

 

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