精神障害者を子に持つ親として
次男は、大学在学中に発病し、その後、入退院を繰り返して、今日にいたっている。現在、年齢は38歳、両親、長男らと同居しており、平成5年6月以来、高岡市高岡町にある「あしつき共同作業所」に通い、社会復帰をめざしている。
また、私自身は70歳であり、近ごろ、気力・体力の衰えを自覚している。それにつけても気がかりなのは、わが子の行く末である。
親亡き後、わが子はいかにして、生きていくのであろうか。
・心の支えになっている親がいなくなれば、誰がその代わりになってくれるのか。
・現在、親が生活費などの面倒をみているが、親亡き後は、障害者年金のみで暮らしていくことになるのであろうか。
生家にとっては、いつまで経っても巣立ちのできない厄介者であり、一日も早い別居と経済的自立とが望まれている。
・いつ病気が再発するか分からないので、一人暮らしは無理であり、出来得れば、気心の知れた仲間との共同生活が理想的である。
そのためには、一日も早いグループ・ホームの設置が望まれる。
・障害の程度には軽重があるから、単純作業を主とする施設のほかに、社会復帰の助けになる技能を身につける施設ができないものだろうか。
地域家族会と共同作業所について
・平成5年6月、次男が「あしつき共同作業所」へ通うようになってから、私は「あしつき家族会」へ入会した。
・入会前の私は全く孤立しており、次男の病気について話ができるのは、主治医と医療ソーシャルワーカーの方々に限られていた。
・「あしつき家族会」へ入会後は、会合や行事へ参加することによって、一人悩む孤独から解放され、富山県精神障害者家族連合会、全国精神障害者家族会連合会があることを知って、目を開かれる思いであった。
・しかし、私ども「あしつき家族会」の経済的基盤は弱く、「あしつき共同作業所」の運営も四苦八苦の状態である。
施設の拡張、設備の近代化は遠い夢でしかない。
以上