親なきあと一自立に向けて
上田・山びこの家 小合沢 真佐子
親なきあといかに生きるかは、必要な援助を受けながらも、地域の中に溶け込んで普通の生活をしていく、自分なりの自立をしていくことだと思う。
現在、私たちの地域に、家族会運営の共同作業所とグループホームが一つずつあるが、ここへの利用も生活体験・自立への力をつけていく一つの方法がある。
共同作業所
仲間・相談相手がいる……楽しみ・支え合い。
通院・服薬・バイト・生き方の模索などの刺激や影響
地域との触れ合いなど
そして、日常的な触れ合いの中で見えてくるものがある。その一つが、生活の
自立に向けてグループホームの開設(平成7年)となった。
グループホーム
生活や経済自立の意識がある。
親なきあと、ひとりぽっちが予想される人は少なくない。年齢の高い人ほど切実な問題で、家族会でも話が出されるが、そこでとどまってしまう。
作業所のように、既にあるものはそのまま利用することができる。このほかに必要と思うのは、ゆったりできる憩いの家である。給食サービスができるところがあったら、配達するところから、その人と関わり始める事ができるだろう。その人にあった対応、幅広く様々な援助が必要とされてくることを考えると、生活支援体制を作っていくことが、これからの課題と思われる。
家族も本人も将来の生活のために、貯えるなど自己解決の方向のみだけけでなく、抱えている問題を大勢の問題として、地域の中で解決していく発想が、いま求められてきているように思う。