2) 内航フィーダーの利用促進策
提言 内航フィーダー船社間の共同運航等の推進
内航フィーダー船社間でスペースチャーターや共同運航等を行い効率化を図る。
新規サービスの検討
内航フィーダーに陸上ドレージも加えた一貫物流サービスについて検討する。
コンテナ貨物の流動調査結果では、外航船社は、神戸港発着の内航フィーダーについて、航路の充実や最短時間で輸送できることを評価している。また、神戸発の内航フィーダー船のコンテナの約50%が空コンテナであることが確認された。
ヒアリング調査結果では、荷主は、内航フィーダー船は安全性が高い(荷くずれしにくい)ことを評価しているが、コスト高が利用上のネックだと指摘している。
今後は、小型船によるきめ細かなサービス、内航フィーダー船社間によるスペースチャーター、共同運航や空コンテナ手配の効率化等に取り組むことによりコストセーブを図りながら、内航フィーダーサービスをより充実させ高度化させることが重要である。
また、荷主は物流のトータルコストを重視していることから、将来的には、内航フィーダーサービスと陸上ドレーを結合させた一貫物流サービスについても検討し、荷主に対し積極的にアピールし荷物を集める努力も必要である。
近年、内航フィーダー利用をめぐっては、神戸港の後背圏である西日本各地方港での韓国航路等の開設があり、神戸港発着の内航フィーダーに影響を与えてきた。一方、最近の韓国経済の変動により、西日本各地方港での韓国航路の変化も想定されることから、今後、その動向を注視しながら、神戸港発着の内航フィーダーをより充実させ利用を促進することが重要であり、今後とも西日本における内航フィーダー拠点として神戸港の港勢振興に取り組んでいく必要がある。