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観光交通の魅力の向上

◆交通機関の観光化

▲地方鉄道における観光資源としての機能強化を図る

▲地域特性を活かした施設整備などにより、鉄道駅の付加価値、魅力の向上を図る

▲ボンネットバスなどの観光用バス車両の導入を図る

▲周遊観光船の充実を図る

◆イベントの実施

▲車両、船舶の充実とともに、移動中のイベントの実施・充実を図り、公共交通機関の観光資源としての一層の魅力の向上を図る

 

PRによる公共交通機関の利用促進

 

◆公共交通のPRの充実

▲鉄道駅、港湾および空港などの旅客ターミナルにおいて、PRポスターの充実、総合案内所の整備などにより、観光における公共交通利用のPR機能の強化を図る。また、PRは県内ターミナルに止まらず、マーケットを考慮し、県外の広域的ターミナルにおいてもその機能強化を図る

▲交通機関、観光関連団体などが連携し、インターネットなどの新しいメディアも含めたメディア・ミックスによる多角的な公共交通や観光に関するPRの充実を図る

▲国際的な誘客と公共交通利用を促進するための観光PRの充実を図る

▲集中的なイベント、キャンペーンの充実

▲定常的なPR活動に加えて、イベントや祭りなどにあわせ、観光地や季節を絞った集中的な公共交通利用のキャンペーンの充実を図る

◆企画商品の充実

 

▲観光施設利用券との複合割引乗車・乗船券の充実を図る

観光交通を支える道路環境の向上と需要管理

◆便利で快適な道路環境の形成

 

▲一般国道など一般道路の新規整備・拡幅改良などにより、大型車の走行安全性・快適性の向上や、新たな観光ルートの形成を支援する

▲高規格幹線道路、地域高規格幹線道路等の早期実現、それへのアクセス道路の整備・充実により、マーケットからの時間短縮と高速バスなどによる鉄道の代替機能の強化を図る

▲道の駅、緑の一里塚、紀の国新王子などのドライブインや、駐車場、公衆トイレなどの道路沿道における施設の整備・充実を図る

▲観光案内表示板や道路標識の整備・充実を図る

▲農山村地域などの観光地において、歩行者や自転車の専用道路を設置するなどにより、快適な歩行空間、自転車走行空間を確保する

▲ガードレールや観光案内板などの設置にあたっては、周辺景観と調和するような材質や色を選択するなど、快適な沿道景観の創造・改善を図る

 

◆適切な観光交通需要の管理

▲季節的、時間的に特に自動車乗り入れのピーク率が高く、道路混雑が激しい地域においては、P&BRやサイクル&BRの実施、検討を図る

▲観光地への自家用車の乗り入れ規制など、TDM導入の検討を図る

 

 

 

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